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使ってみよう

インストールして起動する

ダウンロード

配布ページから、最新版をダウンロードします。

セットアップ

ダウンロードした nicort-x.y.z.zip を書き込み可能な専用フォルダに展開してください。

なお、アンインストールはファイルを消すだけです。

起動しよう

アプリケーションの実行ファイルは nicort.exe です。ダブルクリックなりで起動しましょう。起動すると次のような「ホームウインドウ」が表示されます。

「フィルタキーワード」と「設定ボタン」、あとは真ん中に「実況板リスト」があります。実況板リストには、対応掲示板※の全ての板のうち、タイトルかURLにキーワードを含んでいるものが表示されます。

標準のフィルタキーワードはテレビ実況に関連する板を表示するようにしています。追加の板、たとえば BS系であれば livewowow などは手動で追加してください。

実況しよう

メインウインドウでお好みの実況板をダブルクリックします。スレ一覧画面になります。

スレリストから実況を開始したいスレを選んでダブルクリックすると、オーバーレイモード(通称ニコニコモード)で実況開始します。また、右クリックで開始する方法も紹介します。スレリストのスレ上で右クリックすると、実況モードを選択して開始できます。

Nicortにはオーバーレイモード以外にも便利な実況モードがありますので、一通り使い方を覚えたら試してみてください。

次は、オーバーレイモードの説明です。ダブルクリックか右クリックメニューで、オーバーレイモード実況を開始してください。

オーバーレイモードでの実況

オーバーレイモードを開始すると、初回のみDirectXなどの高品質モードを有効化するか質問されます。とりあえずは「はい」ですべて有効にすることをオススメします。

オーバーレイモードで起動した直後は、画面に何も見えないかもしれません(とくにコメントが少ないと)。

最初にロゴが表示されるので、それを手かがりに右下のバルーンアイコン(コントロールアイコン)を探してください。お使いの環境によって、半透明になっていたり小さくなっていたりします。

コントロールアイコンを見つけたら、マウスカーソルを近づけてください。ウインドウ枠と遅延時間、スレの読み込み状況が表示されます。四隅に近ければ、ウインドウ移動用のコーナーも表示されます。

ウインドウの移動は、コーナーをドラッグしてください。サイズ変更は境界線で行うことができます。

コントロールアイコンを右クリックすると、メニューが表示されます。

メニューから「閉じる」を選ぶとウインドウが消え、実況が終わります。ダブルクリックでも終わりますので、慣れたらこちらのほうが使用しやすいと思います。

実況を終えるとメインウインドウが自動的に出てきますが、実はメインウインドウは実況開始と同時にタスクトレイに格納されています。ダブルクリックでメインウインドウを再表示できます。

基本的な動作の調整

Nicortはたくさんの動作設定項目をもっています。オーバーレイモードの動作設定のうち、特に重要な項目について説明します。他の項目や、他のモードの設定項目についてはヘルプを参照してください。

フレームレートの設定

Vista/7/8で「モニターリフレッシュと同期」が有効の場合、この設定は作用しません。

Nicortは複雑な処理を行っているため、アニメーションが必要なオーバーレイモードではかなりCPUを消費します。ノートPCなどCPUが比較的遅くマシンでは、標準の設定では処理が重すぎるかもしれません。そのような場合、まずはフレームレートを調整してください。

コントロールアイコンのメニューに「フレームレートを調整」という項目があります。標準では30fps、コマ落ち対策 3ms になっていますが、これをそれぞれ 15fps, 無効にすると、必要なCPUパワーは約半分になります。ただし、15fps ではコメントが滑らかに移動しません。

コマ落ち対策はFPSが低い場合は効果がありませんので、15fpsでは無効化が適切です。逆に、60fps などの状態ではコマ落ち対策を3~5ms行うことをおすすめします。コマ落ち対策によって、「CPUパワーに余裕があるのにスクロールがカクつく」現象が抑えられます。

URL画像の表示

コントロールアイコンのメニューで「URL画像を表示」にチェックすると、コメント中のURLが画像であるような場合に、自動的にロードして表示します。(なお、画像をファイルとして保存する場合は設定画面から別に行う必要があります。)

DirectXによる描画の高速化

環境を選ぶのですが、ぜひおすすめしたい設定がこの「DirectXによる描画の高速化」です。通常の方法ではかなり負荷の高くなってしまうオーバーレイモードでの実況ですが、上手くいくと必要なCPUパワーを70%も減らすことができます。

設定は設定ウインドウから行います。メインウインドウの設定ボタンをクリックして、設定ウインドウを開きます。

上手く動作しない場合はごめんなさい。通常の描画設定に戻してください。

モニターリフレッシュ同期の有効化

こちらもDirectX同様PC環境を選ぶのですが、非常に効果の大きな設定です。Windows Vista/7 の Aero が動作している環境で動作できます。(Vista/7はAeroが自動的にOFFになったりする場合がありますが、Nicort も自動的にそれに合わせて動作しますので、基本的に問題がなければ有効化しておくことをおすすめします。)

オーバーレイウインドウのコントロールアイコンメニューから、「モニターリフレッシュと同期する」をチェックしてください。

PCの性能が十分であれば、コマ落ちの少ない滑らかな描画を実現します。